稽古内容

日新館での稽古内容

古武道の稽古は素振りなどの基本鍛錬と形稽古が中心となる。日新館で現在行なわれている稽古を解説する。

竹内流(備中伝)

竹内流本家の型に加え備中伝独自の型が伝わっている。

小具足腰之廻:主に甲冑での組み討ちを想定した武術。短刀を用いる型が多い。

剣術:刀で立ち合う武術。竹内流では斎手(さいで)とよぶ。

居合:真剣を抜刀する武術である。通常は竹内本家の型を稽古するが備中伝独自の型もある。

柔術(破手、捕手):徒手で敵を制する武術である。竹内本家と共通の技も少なくないが体系はかなり異なっている。

棒術(剣棒術):六尺の棒を用いた武術。

真棒、杖術:六尺よりも短い棒を用いる。備中伝独自の型。

薙刀、槍術:長柄の武器術。

鼻捻、十手術:片手で使う短い武器を用いる武術。短刀術に通じる。

鎖鎌術:鎌に鎖分銅が付いた武器。竹内本家には無く備中伝で加わったもの。

 

司箭流

抜刀術の型は立業(たちわざ)、座業(すわりわざ)があるが比較的立業が多い。

戦国期の古い流儀の特徴が見られる。また水軍、船上での抜刀型など見受けられる。

 

今枝新流

表十本、裏十本の計二十本が伝わる。

表裏いずれも前半は杖対杖、後半は杖対剣の型である。

 

基本稽古

通常の稽古では受身や刀・棒の素振りに続いて上記の型を反復稽古し古伝の技を身に付ける。

この他、上級者では型の応用変化の稽古や口伝により技を自在に繰り出せるよう鍛錬を行なう。

いずれも単に型を覚えても意味が無く、道場で稽古するだけでは不十分である。日常的に各自が自主鍛錬をしてこそ本物の技が体得できるのである。